PRODUCTS 製品情報

2流体攪拌型SIO(MFS)
機能バブル水生成器 SIO

流体を“均一”かつ“微細”に攪拌する スタティックミキサーとしての機能を パワーアップさせたSIO

機能バブル水生成器 SIOの側面に複数の流入口を設けることで、液体、気体、固体など複数の流体を均一かつ微細に攪拌することができます。混ざりにくく分離しやすい流体の混合にも効果を発揮します。

複数流体の
攪拌・混合
気体との
混合も可能

使用可能流体例

Usable fluid
二液混合
混合例

水、純粋・精製水、油系、添加剤・界面活性剤 など

気液混合
混合例

オゾン水、炭酸水(二酸化炭素)、高濃度酸素水、窒素 など

複数混合
混合例

粉体、セメント、スラッジ・スラリー系 など

※注入口はカスタマイズで増やすことも可能です。

SIOの攪拌能力

ability
01

水と添加物の攪拌実験

【測定方法】顕微鏡電気泳動法ゼータ電位測定装置
【測定条件】微粒子測定範囲 300〜100nm / 室温23.8℃ / 湿度38%

実験

左右の写真を比較することで、SIOの撹拌能力の高さを確認することができます。
左側の電動ミキサーでの攪拌では、添加剤(写真上の白色の部分)が混ざり切っておりません。粒子が大きいことや、サイズのまばらさが目立ちます。
一方、SIOを通すことで添加剤を非常に細かく、かつ均質に撹拌することができます。
SIOとは、ファインバブル生成装置だけではなく、電力動力の不要なインラインミキサーとしての活躍も期待できる装置です。

電動ミキサーに
よる攪拌
SIOによる攪拌
02

水と二酸化炭素の気液混合比較実験

【試験方法】CO2ガスを水中に送り込み攪拌能力を比較する

実験

CO2ガスを水中に溶かし込む工程での実験です。通常時であれば、ガスが大きい状態のまま水中に溶け込まずに抜けて行ってしまっていることが分かります。(動画左、気泡がボコボコとしている様子)
しかし、SIOを通すことでCO2ガスが細かくなり水中によく溶け込むようになります。これによって、ガスのムダがなくなり、ガスの使用量軽減、コスト削減などにつながります。

通常の攪拌 SIOによる攪拌
03

水と二酸化炭素の溶解量比較実験

【試験方法】CO2ガスと水を攪拌して溶解量を比較する

実験
条件 水道水流量
(L/min)
水圧
(Mpa)
CO2流量
(L/min)
CO2圧力
(Mpa)
水温
(℃)
CO2濃度
(mg/L)
通常攪拌 11.1 0.02 19 0.2 21.7 740
SIOあり 8 0.2 19 0.2 20.9 2020

️製品仕様(MFSシリーズ)

型式 耐圧 設定流量(液体)
MFS-3 0.2MPa~ 3L/min~
MFS-5 0.2MPa~ 5L/min~
MFS-10 0.2MPa~ 10L/min~
MFS-20 0.2MPa~ 20L/min~
MFS-30 0.2MPa~ 30L/min~

※仕様は変更されることがあります。 
※当該仕様は2025年7月31日時点のものです。

SIO LINE UP
ウルトラファインバブルの生成に特化
MSシリーズ

ウルトラファインバブルの生成に特化したファインバブル発生装置。
加工機械の冷却、半導体の超音波洗浄やマイクロクラック・チッピングなどの問題に役立ちます。

2つのバブルを同時に生成
VSシリーズ

ウルトラファインバブルとマイクロバブル、2種類のファインバブルを生成できる装置。
配管に取り付けるだけで洗浄効果・水質改善に効果があります。

複数流体の撹拌・混合に
MFSシリーズ

高い撹拌能力・スタティックミキサーとしての機能を活かし、複数流体の混合を得意とした装置です。気体・液体をはじめとして、幅広い材料をより均一確実に混合することができます。

タンク内のバブリングシステム
循環型SIO-V(CSP-5)

タンク内に入れて循環させることによって、タンク内をファインバブルで満たすことによって洗浄効果が高まり雑菌などの繁殖を防ぎ、水質改善に効果があります。

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